読まねばならない英文量は昨年と比べると少なかった。文法や語法を問う問題は文法知識より語法やイディオムを問う問題が多かった。長文読解については特別難しい単語もなく語数も昨年より少なかったが、内容は昨年よりも理解しにくいと思われる。

新課程と旧課程の出題がどのようになるのか少々注目しておりましたが、予想通り従来と変わらない問題様式でした。難易度は昨年と比較すると易しくなったという印象で、例年と比べてもやや易しめであろうと思います。
当校の授業でもよく取り組んだ問題が多く、奇抜な問題はなかったと感じています。

評論を素材とした大問が２問は例年通り。設問の内容も、接続語や語句の挿入、内容把握の選択問題などと例年どおりと言える。総じてスタンダードな良問といってよいだろう。
第２問は設問が一つ少ない代わりに難度が相対的に高く、接続語の挿入問題や問６などは解答に迷った受験生も多かったのではないかと思われる。とはいえ、本文中に解答の根拠があることは間違いない。注意深く本文を読み進めることでヒントが得られるはずである。