平成24年11月2日(金)午前10時半、当予備校へ報道某社からの第一報により「札幌保健医療大学」新設不認可を知ることになりました。
それ以降、今日まで、報道各社から取材を受けました。
その件について、あらためて予備校としての見解を述べさせて頂きます。
文科省には是非とも今回の決定について、下記の理由より再考を願いたいと考えます。
理由その1 受験生への影響
今回の不認可は、来年4月に向けて準備してきた札幌医療保健大学側の困惑ばかりか、この年末の時期、受験生の進路決定をいたずらに惑わすものであります。当校には、11月6日現在、6名の受験希望者がおります。
理由その2 医療スタッフの不足
本年度、全道の病院579施設の内、82施設(平成24年11月6日現在)から看護師募集の依頼及び紹介及び奨学金貸付の紹介状が届いております。直接、当校を訪ねられる看護部長さんもかなりの数になります。
それほどまでにして将来の看護師を確保しなければならない程、道内の医療現場は看護師不足に喘いでいるのが現状です。
今一度、適確な裁断を下してもらいたいと考えております。
平成24年11月6日 第一看護予備校 理事長 戸松 憲治
■■■追加補足(更新) 平成24年11月9日 ■■■
この度、急遽、「許可」の決定を聞き、受験生はほっとしておりますし、予備校としても安堵しております。
報道各社の皆様には、色々とご尽力頂きました。一言、お礼を申し上げます。